印台のフォルムイメージ
|お世話になっております。
お陰様で印台(いんだい)リングのお問合せが大変多くなっております。
それに際しまして…。
よくあるご質問。「〇〇グラムがほしいのだが印面(の巾や厚み)は何ミリになるのか?」
基本的に、印台は、重さでの受発注が主であります。昔は匁(もんめ)。1匁=3.75g。
10匁の三味印台(しゃみ いんだい)と発注すると、37.5gのものが出来上がってまいります。今のお客様はほとんどグラムですけどね。
重さ単位の制作ということは、寸法データがないことを意味します。
例えば同じ30gでも、サイズ10号と30号では腕の巾や厚み、印面の大きさも変わってくるでしょう。バランスというものがありますから、そこは職人氏に任せた方が無難です。
指定の重さと指定号数で、最善と思われるフォルムで熟練の職人氏が作ってくれます。
今までかなりの本数制作して納めてきましたが、納品後にフォルムに不満というお声は一切聞いたことがありません。これは本当。
それでも、多少なりとも参考になるかなと思いまして画像を紹介いたします。グラムによる印面や腕の厚みの差です。
アール付き三味印台で示してみました。
順に20.25g(21号)、30.5g(20号)、50.63g(21号)です。
50gで印面の厚みは5ミリほどはあったのではないかとかと思います。(次回入った時はちゃんと計っておきます。)
このように視覚的に並べるとイメージしやすいかなと—。
ついでに印面の大きさです。
分かりやすいように、こちらは平面の三味印台。
40.50g
56.47g
いかがでしょう?
以上、三味印台のフォルムにつきまして。
参考にして頂けると嬉しいです。
(金とプラチナの比重の違いによるフォルムの差もご参照下さい。)
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