ジュエリー生まれ変り日記

エメラルドリング加工【予告】

もう30年近く前(!!)に、当店でお買い上げ頂いたというPtエメラルドリングです。(勿論まだ私はこの仕事をしていなかった。社長の商売ですね。)

お預かり品
リフォーム前のPtエメラルドリング

昔はこういったデザインが主流だったのですが、ティファニー立爪の登場以来、石は低目に留めるというデザイン、それ一辺倒になってしまいました。
確かに、普段使いには使用しづらいデザインに見えます。
しかしそれは、今のデザインに慣れた目から見ればという話であって、シックな装いにはまだまだ映えるデザインだと思うんですよねぇ。

勿論、この頃の指輪は全て職人さんの手作り加工です。

今の(20代くらいの)若い職人さんは、もうこういったリングは作れないんじゃないかな?
(専門学校でワックスだけしか学んでいないという人も多いそうですから。つまり指輪のサイズ直しも出来ない…。これ、ホントの話なんですよ。)
技術・伝統がちゃんと次代に引き継がれていかないのがこの国の欠点ですね。

とは言え、お客様のご要望を形にするのが当方の仕事。
シンプルな、エメラルド位置の低い、普段使い(?)のリングに生まれ変ります。
近日アップです!!


コメント

  • こんにちは。
    茨城の桜はこの土日で見納めのようです。

    30年近く前は私も子供でしたねぇ(笑)。
    ウチの母親の数少ない宝石たちは『お出かけ用』で、普段は大事に大事にしまわれていました。

    たしかに庶民の普段使い向きではないけれど、女の子が憧れる『宝石』のイメージは、ダイヤモンド、ルビー、エメラルド…、みんなこういうデザインだったんですよね。

    『眺めて楽しむもの』から『身につけて楽しむもの』へ。
    出来上がりのアップを楽しみにしています。(^-^)

  • 光さん
    お世話になっております。

    > ウチの母親の数少ない宝石たちは『お出かけ用』で、
    > 普段は大事に大事にしまわれていました。

    それ、何となく分かります。
    我々の母世代ってさ、普段付けてるのはいわゆる甲丸(こうまる、昔の人は”かまぼこ”なんて言ったり)の結婚指輪。
    その頃は甲丸しかなかったし、マリッジリングなんて言葉もなかったよねきっと。
    もうとにかく傷だらけ。
    ずっとはめっぱなしだもんね。

    で、お出かけになるとタンスの引き出しから立爪やエメラルドのリングを出してくると。
    それを引き継いだリフォームの依頼も結構ありますよ。娘さんとか、お孫さんとかから。

    でも傷だらけの甲丸って「母のイメージ」でちょっとよいなぁと思うのです。
    全く輝いていない傷だらけの指輪…。
    その人の歴史が全部そこに詰まってる気がしてね。

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