ペンダントのバチカン修理
|昨年11月にご紹介させて頂きました、お形見のリフォーム。
実はサイトからの移行(転載)でありまして、実際のお引受け日時はもう15年程前—。
先日、この時のお客様よりバチカン修理のご依頼がありました。
「お守りとしてほぼ毎日身につけて」いますとのこと。
こういうお言葉に接しますと、本当に、心の底から嬉しくなります。
大袈裟でなく「制作させて頂いてありがとうございました」という気持ちになります。
(お形見のリフォームなのでお客様の思いも身に染みて分かるようになりました…。涙)
お預かり時
地金摩耗の実例としても参考になります。
15年、ほぼ毎日の使用でK18丸カンの地金はこのように薄れます。
(15年ですから逆に「結構持つんだ」という印象もあるかもしれません。)
バチカンが先に経年劣化で壊れてしまいました。
お納め時
丸カン・バチカン—、共に交換して無事修理完了です。
因みにバチカンの真下、Vの底部分には少しロウを盛って厚みを補強—。
これでまた15年、胸元に映えることでしょう。
ご依頼主様。
今回もまた、本当にありがとうございました。
変わらずご愛用下さい。’ー’)/