リフォームに際して
|前エントリーに関してちっちゃなちっちゃな反響が…。
仲よくなったお客様からは、「コメント返さないの? 実は内心怒ってる?」なんて聞かれたり。
怒るなんてとんでもありません。
リンクして頂けたことは、もう本当に、心の底から嬉しいわけで。(だって星の数ほどジュエリーサイトはあるのですから。)
今回、芝と苑の管理人さんの新エントリーを読ませて頂いて、改めて色々考えてしまいました。
ジュエリーのリフォームに際してお客様が漠然と抱いている不安。それに対して今まで私は少々無頓着過ぎたのかもしれません。
その点は反省です。
ですがお客様のその不安、それって同時に「我々が泥棒するのではないか」との疑惑なわけで、やっぱりそれほど気持ちのいいものではない。
それが正直なところ—。
「立場の違い超え難し」といったところでしょうか。
そういうわけで、少しでも不安を解消して頂けるよう、ちょっとしたアドバイスです。(当方に頼んで頂ける分にはこんなことは不要ですよ。念の為。)
先ずノギスを買いましょう。(ミニノギスならお手頃価格であります。)
これでご自分の石の直径を0.05ミリの単位まで計っておきます。で、依頼先に、(ダイヤモンドなら)「直径○・○○ミリのダイヤモンドです」と前もって伝えておきます。
(*注/ これは伏せ込みや彫り留めなどのダイヤモンドだと使えない手ですが、立爪リングなどでは有効な手段だと思います。)
オーバル型やエメラルド型の石であれば、「縦○・○○ミリ、横○・○○ミリ」ですね。
返ってきたら、計り直してみればいいのです。
これだけでもう、かなり安心出来るのではないでしょうか?
最近は皆様デジカメをお持ちだと思いますので、一応前もって撮っておくのもいいですね。
オパールなんかの場合、リフォーム前・リフォーム後と同じ状態で撮影すれば、「斑(ふ)」(模様)の感じで同一の石だと判別出来るんじゃないかと思います。
「どうしても不安で不安でしょうがない、でもリフォームはしたいんです」といった場合には、どうかお試しあれ。
でもしつこいようですが、今時そんなことをする店はないと思いますよ。
芝と苑の管理人さん、コメントどうもありがとうございました。
m(_ _)m
コメント
追記です。
ダイヤモンドや、ルビー・サファイヤなどはそれほど気にせず大胆に挟んでかまいません。
でもオパールやエメラルド、パールなんかは優しく優しく挟んで計ってね。
(自己責任ということでよろしくお願いします。)