石紛失リングの生まれ変り
|遅くなりましたが、皆様。
新年明けましておめでとうございます。
本年もご閲覧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年末ギリギリ、最後にお納めしたお仕事です。
お預かり品
以前当方で作らせて頂いたルビーリングです。
毎日していて下さるとの由、どうもありがとうございます。
そのお言葉通り、小傷も増え、新品時の輝きもなくなってしまいました。
うっかりぶつけてしまったとのこと。
右上の爪が完全に石座からずれて曲がってしまっています。
4本爪だと他の3本の押さえで何とか落ちずに持ちこたえたかもしれませんが…、3本ではさすがに厳しかったかも。
残念ながらルビーは無くなってしまったそうです(涙)。
(これだけ爪が曲がると衝撃も大きかったと思い、お客様の指が心配でしたが、幸い怪我などはなかったそうです。皆様もお気をつけ下さい。)
一緒にお送り頂いたルース類です。
何とかこの中の石に変更出来ないかとのご相談。
「一番合う石で」とご一任頂きました。
リフォームお納め品
職人氏に相談したところ「どの石も可能」とのことでしたが—。
出来上がりを想像し、一番大きなピンク色の石にさせて頂きました。
結果、大成功だったと思います。
最初からこのデザインだったといわれても分からない出来だと自負しております。
つくづく職人さんたちの技術はすごいものだなぁと感心しきりであります。
リフォーム主様—。
今回もまた、本当にありがとうございました。
ぶつけには気をつけて、これからも末長くご愛用下さい。